雲の向こうで出会えたかな?七夕の夜に笑顔が咲いた話

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七夕の夜、娘が「そとで七夕をみたい」と言いました。
最初は玄関の外かな?と思ったら、希望は2階のベランダ。
「そのほうがお空にちかいから!」って。なんて素敵な発想なんでしょう。

保育園で作った笹飾りを手に、ベランダに上がり、
私は「ささのは さらさら〜♪」と歌い出すと、
娘もニコニコしながら一緒に歌いながら、笹をゆらゆら。
まるで鏡の前で踊るように、くるくる回って楽しそうに踊る姿に、
「七夕ってこうやって楽しめばいいんだ」と、私の方が教えてもらった気がしました。

空は曇っていて星は見えなかったけれど、
「雲の向こうで、織姫と彦星は会えてるといいね」と、
心の中でそっと願いました。

すると、そばで見ていた息子がポツリ。
「おれもこういうの(短冊)かきたい!」

うちには短冊がなかったので、急きょ画用紙で手作り。
私、グッジョブ👏(自画自賛させてください…!)

字を書くのが苦手な息子が、「書いてみたい」と思ってくれたことが
私にとってはもう、大ニュース。
カタカナもひらがなもたどたどしいけれど、
一生懸命3行にわたる大作を書きあげてくれて、満足そうな顔が嬉しくて。

「娘と短冊が重ならないようにしたい」
「願いが見えるようにしたい」
と、10分以上かけて真剣に飾り付けをする息子の姿に、
完璧主義の彼らしさと愛おしさを感じました。

疲れたはずの1日の終わりが、
子どもたちの優しい気持ちで満たされて、
ちょっと涙が出そうなほど幸せな七夕の夜でした。

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