手をはなして、目をはなさない

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最近、子どもたちから「距離」を感じることが増えてきました。
「パパと寝たい」
「ママはもう来ないで」
そんな言葉を聞くと、胸がチクリと痛みます。

先日、小児精神科の受診のときには息子から「かっかはこれ以上しゃべらないで!」と言われてしまいました。さらに帰り道には「かっかと一緒に住んでて大丈夫なの?」とまで…。
そのときはさすがに涙がこぼれてしまいました。

心配して顔を覗き込む息子。「大丈夫だよ」としか言ってあげられなかった。

でも、きっとこれも子どもたちの成長のひとつなんですよね。
自分の気持ちをはっきり伝えるようになったこと。
人との距離を考え始めていること。
私にとっては寂しくても、それは子どもたちが少しずつ自立に向かって歩いている証拠だと思います。

ただ、親としては「じゃあどう関わったらいいんだろう?」と悩みます。
今までのように手をかけたり声をかけたりするのではなく、
「少し離れて見守る」ことが必要なのかもしれません。

美味しいご飯を作ること。
掃除をして心地よい空間を整えること。
そして、子どもが話しかけてきたときに笑顔で答えること。
そんな距離感が、今の私にできる精一杯なのかなと感じています。

子どもたちが自立に向かって一歩を踏み出しているように、
私自身も「自分の時間」を大切にする時期なのかもしれません。

涙する夜もあるけれど、
それでもやっぱり、子どもたちと過ごす時間はかけがえのない宝物。
その大切さを忘れずに、少しずつ私自身も変わっていけたらいいなと思います。

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