昨日の朝、ムスコに怒られた。
「朝ごはん、焼いた肉がいい?豚丼がいい?」と聞いたのは私。
ムスコは「うーん、どっちもいいなあ」と迷ったあと、
「昨日の普通の肉」と言ったので、昨日作って余っていた豚丼を出した。
……そしたら、涙ながらに抗議。
「普通の肉って言ったじゃん!焼いた肉って意味だったのに!」
もう、朝から涙と抗議のシャワー。
そして、こんな言葉まで飛び出した。
「かっか(私)は何回言っても間違えるし、全然直そうとしない!」
私もついイラっとしてしまい、
「えっ、本当にいつも間違えてる?」と問い返すと、
ムスコ、真顔で、
「まぁ毎回じゃないけど、間違えすぎ。
どうしたら間違えないか、いつも考えながら話してるんだからね。」
うう……ごめん。
でも、すぐに「ごめん」と言った私に、ムスコはまた一言。
「ごめんじゃないよ。それじゃ何も変わらない!」
まっすぐすぎて、もう…なんか心がしん…としました。
思わず「おとうちゃんにそっくりだわ」とつぶやく私。
するとムスコは、
「おれだって怒りたくないよ。怒った後の空気、イヤなんだもん。」
……ほんとに、その通りすぎる。
でもね、最終的にはこう言ってました。
「でも、豚丼もうまそうだな。」
結局どっちも食べて、満足そう。
毎日毎日、同じようなことを繰り返してる気がするけど、
ちゃんと子どもは、自分の気持ちを言葉にしながら成長してるんだなあと思った朝。
私は…まだまだ修行中。
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